2008年06月02日

消したいとさえ思っていた過去

無理せず妥協して生きてきたならば、

もっと楽にうまくやってこれたのかもしれない

欲張らずそこそこにやってきていたならば、

無駄に心を傷めることなくこれたのかもしれない



同窓会の通知に動揺するほどに、

高校最後の年は落ち込み切っていた

会いたいと思える友人はその一年で失ってしまっていたから

すべてを捨てて都会に出てきた自分だったから




でもすべてを捨てて都会に出てきたなんてことはとても言えなかった

話せる自慢もなくなっていたから、聞くだけの役回りに徹した

反動でたくさんの友達を作ろうとした

でも心の内を明かせなかった





暗い過去の話をして、友人に去られるのを恐れたから

だから、結局すべてを打ち明けて心を許し合う友達を作れなかった


親には心配させたくないから、実家に帰れば、いつも陽気に振舞っていた

だから、本当の心の内を伝えられる相手は当時誰もいなかった



いつしか暗かった頃は遠い過去となり、そんな影響を受けずにうまくやっていけるようになっていたけど、

でも、あの頃の自分は、あの頃のクラスメートからすれば、相変わらず同じイメージでしかないんだろうな

十年以上たって、暗くなる前からのある友人に再会することができた

立派になったって、驚かれた



今、そんな過去も含め、少しずつ心を開いて、自分の人生をようやく開示している

あの頃、とても嫌で言えなかったことを、受け留めてくれる人がいるから

そして共感さえしてくれる人がいる

みんな、それぞれに辛い部分を持って生きていたんだ





同窓会には半数の人が参加したみたいだった

参加していない半数もの人たちの中には、

自分と同じような気持ちでいる人もいるのかな

だって人生華やかな所ばかりじゃないよ

みんな、それぞれだ



今、新しい出会いの中に、自分を受け留めてくれる人がいるから

これまでのすべての苦労が報われるような思いになる言葉さえももらえている


こんな人生もあるんだ



心を受け留められた瞬間

涙を抑え切れなかった












posted by 大空巡夢(人間力探求家) at 22:49 | TrackBack(0) | 感じたこと
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