2008年04月22日

大学3年のその後

大学3年になって、私はもぬけの殻状態になっていた。

自分がこれまで少なからず身を投じてやってきたものから遠ざかってしまったのだから止むを得ない。

自分の頑固さゆえの結果でもある。

しかし、自分の中で納得できないのだから、どうしようもなかった。

毎日、燃えていた頃を思い出したり、何がいけなかったのかとか、どこに問題があったのかをあれこれ考えていた。

これまでの大学生活2年間も思い出し、得たもの、失ったものを拾い出してみて、失ったものがあまりにも大きかったかな、なんて、センチになってもいた。

思い出しては、涙を流し枕を濡らした。毎日、布団にうずくまって、半ばノイローゼ気味のような日々をも過ごした。

友人と夏に軽井沢に避暑に出かけた。

リラックスしてくつろぐ場なのだが、決して、本当の解放感は味わえてなかったのを覚えている。

またその頃、人間関係に関する本とかもいくつか読んでみたりした。今までだったら、ちょっと馬鹿にして、決して読まなかったような本もだ。

結構、そういった本の中の言葉に癒されたこともあった。

本当に大事なものが何かとか、ぐっと自分の心に迫ってくる感じもした。

いったい自分は何がしたかったのか?何を目指していたのか?
何をしたいのか?何によって自分は満足できるのか?
サークルって何?企業って何?組織って何?
学生って何?社会人って何?生きるって何?


いろんなことを悩み考えていくうちに、
ある時、ふと、天気のいい晴れた日に、
洗濯をしている時に、何か急にふと、気付かされたことがあった。

何かあまりに天気もいいので、その時は何も難しいことを考えずに、
ただ、ご機嫌な太陽の光を浴びながら、その時を何気に鼻歌交じりに洗濯をして、過ごしていたのだが、

"そうか、楽しいって思うと、楽しいんじゃないか?"
"楽しもうと思ったら楽しいんじゃないか?"

何かあまりにも単純なことなのだが、そんな簡単なことに気付いたのだった。

なぜか、その辺りから、いろいろ今まで、何が理想の組織?何をしたらいい?
いろんなことを悩み考えていた、その答えのようなものが、少しずつ見えてきたのだった。インスピレーション的にひらめいてくるのだった。


そして自分の中で、

そうだ"喜び"これを求めてるんじゃないか!

そんなことも強烈に浮かんできた。

そして、何かをきっと表現したいんだ!

その切っ掛けとなる何かがあればいいんじゃないか!

そしてまた、いろいろやってはきたとはいえ、まだまだ自分に足りなかった"行動"、これをしないとやはり始まらないよな、、、とも思い、

次の新たなる構想が少しずつ練り上がっていったのであった。

表現するための新しいサークル、短命で幻ともなるが、新時代創造集団"Joy Production"

この構想が少しずつまとまっていった。

そして、そこには、既存の常識を超える発想があった。

そうでなければ、そんな大学3年の秋に、新しいサークルを始めようなんて馬鹿なことをするなんてことは考えられなかった。

普通はせいぜい2年の初めぐらいがいいところだ。

でもこう考えた、"大学""学生"という一つの枠の中で考えるから、そうなるのであって、その枠を外して考えれば全く遅いとか早いとか関係ない!そう思った。

しかし、最初の試練は来た。

最初に、ある友人に"こういう考えがあるんだけど一緒にやらないか?"と持ちかけた。

ところが、最後あっさりと"一人でやれば"と冷たく突き放された。

しかし、それで自分も吹っ切れたのだった。

"よし、わかった!一人ででもやってやる!"そう固く決意したのだった。
今までなら、そんな思いに迄は決して達しなかっただろう。

しかし、そこでの理念の柱の大きな一つは"まずは実行!"でもあったからだ。

"Enjoy!、Practise!、Beat your brains!、&StoreUp!"

確か、こんな理念というか、キャッチフレーズを掲げたのだった。

そして、自分一人から動き出したのであった。

それは私にとってはとてつもない冒険であった。

自分はこれまで誰かについていくことはすることがあったが、自らがリードしていくような立場はほとんどしてこなかったからだ。

しかし、その燃えてやっていたイベントサークルの創始者の言動に触れ、リーダーの価値、素晴らしさを少しずつ感じていた自分でもあったし、

また、いろいろ自分の生き方を模索してあれこれしていくうちに、多くの失敗を通じて、それなりに、人としてどう振舞っていくかが結構見えてきていて、ある程度どんな人でも対応できる、といった自信も芽生えていたからでもあった。

尚且つ、そのようなリーダーとしての立場というものも、とにかく経験することが必要だ、と思ったし、ポストが人を育てる、ということもあるから、無理にでも、その立場に追い込んで、自分を鍛え上げようとも思ったのでもあった。

"昨日は変えられない。でも、明日は変えられる。"ただその一念でもあった。過去に縛られていたら、私にはもう何もできやしない。過去に後悔することは何の発展にもつながらないことも感じた。

そして、どうだろう、逆に、追い詰められて、一人ででもやる!と始めていった結果、少しずつ協力者が現れてくれたのであった。

それは本当に嬉しいことこの上ないことだった。

その体験から、私は、何事も、本気でやろうというのであれば、最後、
一人ででもやる!という決意を持ってやるべきだ!また、やらなければならないし、その決意があれば、必ず、どこかで力を貸してくれる人が現れると、確信を持って人にアドバイスしてしまうのである。


横浜の、なぜか寿町の小さな印刷屋さんに、メンバーズカードを私費を投じて注文した。そこに理念も入れて、頼んだ。

それが出来上がった時に、受け取りに行った時に、そこのおばさんに言われた一言を今でも覚えている。
「若いのに、偉いねえ。頑張ってねえ。」みたいなことを言われ感心していただいたのだった。

何だか、その時、思いもかけぬ言葉に、一瞬胸が熱くなった。

小さいことからだけど、大きな希望を持って、地獄のような日々を超えて、涙に暮れた日々を超えて、何もない所から、自分の信念を曲げずに始めた、そこから、ちょっとずつ協力も得られ、こんな暖かい言葉ももらった。


帰り道、空がこれまでになくとても清々しく感じられた。






posted by 大空巡夢(人間力探求家) at 23:51 | TrackBack(0) | 21〜再び目標喪失、そして

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