2008年02月19日

妻の病気

実を言うと、私の妻はある難病を患っている。

といっても、普段は、言わなければ誰もそんなことわからないぐらい普通にしている。

ただ、毎日薬を欠かせない。

発症する数年前から、本人の自覚はないが、健康診断の数値に何か異常があったようだったのだが、

一人目の子供を妊娠した時、ホルモンのバランスが崩れた際に、発症した。

肝臓の病気である。

病名は、原発性胆汁性肝硬変。略称PBC

原発性とは、原因不明ということ。胆汁がちゃんと流れず、悪化すれば肝硬変になっていく病気である。



妊娠中は、黄疸と痒みで大変だった。

お腹の赤ちゃんもついに耐え切れず、八ヶ月で切迫早産となった。

お腹の中も、まっ黄色だったという。

1600グラムで、未熟児で産まれ、NICUに入れられた。

ピッ、ピッと、機械音が鳴り響くところである。

ほとんど猿同然のような姿。

妻は出産後、丁度100日間入院した。

そのため、子供は、NICUを出てから、しばらく、乳児院に預けられることになった。



でも、今はもう、しっかりと育っている。

そんな産まれた時のことを本人が知るのはあと何年先だろうか?

もう、2人目は無理とお医者さんには言われた。

次、また妊娠したら、また1ステージ悪化して、今度は命に関わるから、と。

しかし、その後、何とか、うまくやっていけば大丈夫かも知れない、と言われ、

妻の強い希望もあって、2人目を妊娠。

できるだけ、母体に長くいるようにと頑張り、今度は、9ヶ月で出産。

やはり、今、お蔭さまで、元気に育っている。



さすがにもう3人目は、とても考えられない状況だ。

でも、子供を授かったことは、本当にありがたいことだ。

一人目の出産中には、出血がおびただしくて、母体も危ないかもしれないと途中連絡が入ったりもした。

まさに命がけで子供を産んだのだ。

本当に母は強しだ。

そして、生命の尊さを改めて実感させられる。

妻よありがとう。

子どもたちよ、ありがとう。

みんな、ありがとう。

posted by 大空巡夢(人間力探求家) at 23:29 | TrackBack(0) | 感じたこと

この記事へのトラックバック
つたなき文章、お読みいただき、ありがとうございます 感想(感じたことや思ったこと、賛同わーい(嬉しい顔)のコメント、「読んだ」程度のものから、あるいは、”悪意なき愛黒ハートある”辛口ふらふらのコメントなども) ありましたら、メールメールにてお待ちしております。 メールアドレスは、skajiya4@r9.dion.ne.jp です。下記のメールフォームからでも送れます。 またの訪問をお待ちしております。 ありがとうございました。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。