2008年01月23日

チラシまきの日々

独立して間もなく、

チラシまきに明け暮れた日々があった。

朝早くから、夜まで。

寒い冬に、寒風吹きすさぶ中

急な土砂降りの雨にあっても、

今日、ここまで配らないと、先が大変だ、と。

リュックに一杯チラシを詰めて、まき続ける。

少しずつ減って、軽くはなるが、

チラシまきの単なるアルバイトじゃないから、

まいても、その効果が出てくれなければ意味がない。

軽くなっても、喜ぶ気持ちにはなれない。

最初の頃は、だから、お客さんからの問い合わせが来た時には感激はひとしおだった。

チラシを入れて背負っていたリュックの青い染料が、汗と共にジャンバーに落ち、肩の所が青くなった。

仕事自体がうまくいって「ありがとうございました」と感謝された時、

こんな嬉しいことはなかった。

「また今度もお願いします」と言われた時、本当に嬉しい限りだった。


合間に、仕事と、仕事の準備をしながら、チラシをまく。

時には、勝手にチラシを入れるな!と、くどくど言われることもある。

仕事も落ち着きだした時期に、久々に、それをまいた地域を通った時に、

思い出し、目頭が熱くなったのを忘れない。


人に与える仕事の原点は、結構こんな格好悪い所から始まるような気がする。
posted by 大空巡夢(人間力探求家) at 23:21 | TrackBack(0) | 37〜背水の陣での独立以降
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