2007年03月06日

注目すべき国。

ヨーロッパ唯一の仏教国、カルムイク共和国をご存知ですか?



カルムイク共和国は17世紀にモンゴルから移住した人たちがつくった国で、

もともとチベット密教が盛んだった国ですが、スターリン粛清時代には迫害を受けたり、

多くの困難と悲しい歴史を背負っている国(民族)です。



ソ連時代には仏教が沈滞していたのですが、民主化がなり、

カルムイク共和国としての自治が許されたのに伴い、

ダライラマ師とも親交深く、また日本語も堪能という、

若きイルジムノフ大統領が仏教を基本とした国づくりを推進しているというのです。

モンゴルなどと同様、この国は、日本とは比較にならないほどの小さな経済力で、

国民は物質的には決して豊かではありませんが、そういう国々が、

仏教をテコに新しい国づくりに燃えているというのです。



ヨーロッパで唯一の仏教国ということなのですが、キリスト教徒、イスラム教徒とも対立せず、

何の違和感もなく、仲良く暮らし、うまく共存共栄しているというのです。

イルムジノフ大統領は仏教哲学に精通する上に、実務経験も豊かなビジネスマンだった方で、

三菱系の自動車会社のモスクワ支社長をやり、事業家として成功した実績も持っておられるようです。

そして、一九九三年にこの国の初代大統領に選ばれ、

選挙の時に公約した仏教寺院の建設のために、自分の財産を寄付した慈悲心に富む方であり、

世界平和に強い関心を持つ得難い人物でもあるといいます。



この国を訪れたある方が、

「こんなことで日本はいいのだろうか、近い将来、国の品格という点で、

日本はモンゴルやカルムイク共和国にはるかに及ばぬ国になるのではないか、と思った」

と吐露されています。

また、国の指導者も国民も、自分の国をこよなく愛しているということを強く感じたといいます。

指導者たちがその国の歴史、伝統を尊重しているということをいたく実感されたそうです。



また別のある方の滞在記によると、

「僅かな滞在でしたが、ここの国の人たちに私は幸せを、

分けてもらったような気になりました。素晴らしい体験でした。

最後に、町の人を見ていると、民族間の憎悪が遺伝子に組み込まれ、

次の世代に受け継がれるということは、絶対にありえないということが、

実感としてわかりました。

争いの無い平和な世の中にするにはどうすればよいか、

さらに、平穏な、そして満ち足りた人生を送るにはどうあるべきか、

という問いに対する答が、このエリスタという町を歩いているだけで、

おのずと悟ることができるような気がしました。」

と語られています。



少し前に、知人が、この国を訪れましたが、

そんな国があるのかと思い、興味を持ちました。



注目すべき国です。







posted by 大空巡夢(人間力探求家) at 02:08 | TrackBack(0) | 新時代への胎動
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